*CentOS5でPostfixAdminをインストールした話

構成

※特に注釈がないかぎりCentOSのパッケージを使用

基本

基本は下記サイトを参考に構築。
http://cherry.usacho.jp/20070718.html

PostfixMySQL対応バージョンがCentOSPlusにあるので、
yumでplusを有効にしてインストール。

Courier-IMAPも本サイトからtar.bzをもってきてRPMコンパイル

root# rpm -ta courier-authlib-0.62.2.tar.bz2

こんな感じで、courier-imapコンパイル
コンパイルのやり方などは他のサイト参考に。

はまった部分だけ

PostfixAdminのメールディレクト

PostfixAdminのメールディレクトリを
/var/virtual/[ドメイン名]/[ユーザ名]
という風になるように設定した。

(例)/var/virtual/example.com/sample@example.com/

このとき、Courier-IMAPからのメール取得する際に少しはまる。

authmysqlrcの設定で、SQLコマンドをほぼそのまま発行するようなので下記のようにした。

/etc/authlib/authmysqlrc

MYSQL_HOME_FIELD '/var/virtual'
MYSQL_MAILDIR_FIELD CONCAT(domain,'/',maildir)

こうすると、メールディレクトリの決定の際にdomain名とmaildirを合体してパスを作れる。

SASLAuthの設定

他のサイトなどを見ていると
/usr/lib/sasl2/smtpd.confのファイルを変更しろと書いている。
このファイルを編集して、テスト送信してもauthdaemon経由にならない・・・。

ここで2時間くらい悩む・・・。


で、海外のサイトで発見したのだが、64bitOSの場合はディレクトリが違うらしい・・・。

x86_64の場合は /usr/lib64/sasl2/smtpd.confとのこと。

/usr/lib64/sasl2

pwcheck_method: authdaemond
log_level: 3
mech_list: PLAIN LOGIN
authdaemond_path:/var/spool/authdaemon/socket